人よりも体温が高く毛におおわれている犬にとって、夏場は体調管理を特に気にしておかなければいけない季節です。
愛犬は夏バテしないようにきちんと水分補給できていますか?
そこで今回は犬が夏バテしないために水分補給させる工夫についてご紹介します。
この記事では
・犬も猫も脱水症状になりやすいため水分を摂らせる工夫が大切
・散歩の時間は短く
について書かれています。
これを読めば「水分を摂らせる方法」「夏バテさせない工夫」が分かりますので最後までご覧ください。
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犬に水分補給させる方法4選
健康維持には欠かせない水分。
この水分が足りなくなると夏バテだけでなく体に異常をきたす恐れがあります。
愛犬にはしっかり水分補給を行ってほしいですよね。
ここからは犬が水分補給を行うために出来る工夫を4つご紹介します。
ウェットフードで水分補給
ウェットフードはその名の通り水分が含まれており、趣向性も高いため犬が喜んで食べてくれます。
夏バテ気味で食欲が落ちてきた犬にも効果的です。
同じような方法としてドライフードに水分を含ませてあげるのもいいです。
肉や野菜をゆでたあと、ゆで汁ごとフードにトッピングしてあげるとおいしく食べてくれるでしょう。
いつもと違う匂いに飛びつくこと間違いなしです。
氷を活用する
犬はキンキンに冷えたものを好む子が多い傾向にあります。
水道水はぬるいことからあまり飲まないといったケースもあります。
そのような時は飲み水に氷を入れてみましょう。
我が家の犬は氷をガリガリ食べます。
食事もスープ状にして製氷皿で凍らせたら喜んで食べたといったケースがあります。
凍らせたささみの茹で汁が大好きということもあります。
人肌程度に温めたウェットフードに興味を示さなかったような場合はぜひ試してみてください。
スポーツドリンク
犬用にもポカリスエットのようなスポーツドリンクが販売されています。
塩分やミネラルが含まれており夏バテ解消に適しています。
ただし人用のスポーツドリンクを与えると塩分や糖分が多いため腎臓を悪くしてしまう恐れがあります。
できればペット用のスポーツドリンクを用意してあげてください。
緊急で人用のスポーツドリンクを与える場合には必ず3倍に薄めて与えましょう。
薄めても糖分が高いため、緊急時にだけ使える裏ワザとして利用してくださいね。
水飲み場所を増やす
水は犬が飲みたいときに飲ませてあげるのが基本です。
愛犬がいつでも水分補給ができるように飲み水が入った食器は複数個所置いておきましょう。
老犬の場合は動くのが辛いなどといったケースで水分補給がおろそかになることがあります。
そのため近くに置いておけば水を飲みやすくなります。
また子犬や色々なことに興味がある若い犬に関しても、遊びに夢中で水分補給を忘れる場合もあります。
そのような時には愛犬の目につくところに置いておけば思い出して自分で水を飲みに行ってくれます。
加えて飼い主の見えるところだと水が減ってもすぐに気づきます。
愛犬に水分を摂らせるためには新鮮な水を用意しておくことも重要です。
参考
犬が1日に必要とする飲水量の目安は
体重1kgにつき50ml前後
このことから4kgの犬なら1日200ml前後、15kgの犬なら1日750ml前後の水分が必要ということになります。
これはドライフードを主食としている犬の場合です。
犬があまり水を飲んでくれないと、体内の水分バランスが崩れ夏バテになってしまいます。
他にも体に異常が出ることから水分補給の大切さが分かりますね。
夏バテしないように夜でも散歩は短く
昼間は暑くて夏バテしそうだからと夜散歩に出かける人も多いでしょう。
しかし夜9時に散歩をしたダックスフンドが軽度の熱中症となるケースもあり油断は禁物です。
日中35℃を超えたような日は夜になってもコンクリートが熱いままのこともあります。
脚が短いダックスフンドなどは地面との距離がとても近くなります。
短頭犬種は暑さに弱い犬種でもあることから、これらの犬は特に
注意ポイント
・夜でも散歩を控える
・夜の散歩でも短い時間にとどめる
方がいいでしょう。
まとめ
今回は犬が夏バテしない水分補給の工夫についてご紹介しました。
ポイント
・ウェットフードで水分補給
・氷を活用
・スポーツドリンク
・水飲み場所を増やす
犬や猫は脱水症状をおこしやすいため水分を摂らせる工夫が必要です。
また、夜の散歩でも夏バテする危険があるので油断は禁物です。
しっかり水分を補給して夏バテに負けずに過ごしましょう。