コロナ過ででペットを飼い始めたという方は多いと思います。
ペットと一緒にお出かけすることもありますよね。
ペット同伴不可のお店でちょっとだけだからと車内にペットを残していくことありませんか?
これからの季節、そのちょっとが命取りになることも!
車内に放置された犬6匹死亡事故
2018年Facebookの投稿で痛ましい事故が起こっていたことが発覚しました。
「旅先に連れて行った飼い犬を不注意から車内放置してしまったところ、すべて死んでしまった」というものです。
飼い主はSNS上で「後悔してもしきれない」といったメッセージとともに、犬の死体を並べて撮影した写真を投稿しました。
(現在は削除されています。)
ネット上では、「(車内放置は)動物虐待にあたるのではないか」という批判も少なくありません。
『ほんのちょっと』の油断からの事故だと思われます。
これは誰にでも起こりうることではないのでしょうか。
「救える命を救いたい」
環境省はペットの熱中症に注意を促すチラシを初めて作成しました。
小泉環境相は21日の閣議後記者会見で
「自動車の中に取り残された場合、短時間であっても熱中症のリスク 命の脅かされるリスクが非常に高いです。」
と強調しています。
ペット保険会社の調査では犬の熱中症の件数は年間に965件。
特に5月以降、急激に増加していることがわかります。
横浜市にある動物病院でも毎年この時期になると熱中症について飼い主さんに声を掛けているそうです。
「はぁはぁしてきたり、よだれが垂れたりしてくると 熱中症を疑ってあげてください」 (井上院長)
井上院長は他にも
「散歩も早朝か日が落ちてからがいいと思います」
「部屋の温度を下げていただく。 25度くらい湿度は50%。通気性のいい環境が大前提」
と注意を促していました。
小泉環境相はこの記者会見で「改めてご理解いただくことで救える命を救っていかなければならない。」と呼び掛けています。
犬や猫は人と違って汗腺が皮膚に無く、体温調節が難しい動物です。
そのため人よりも暑さに弱くなってしまいます。
ほんのちょっとの油断が命取りになりかねません。
大切な家族を熱中症の危険にさらさないように注意したいですね。
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