犬草の代わりってあるの?散歩中に草を食べる対処法や注意点も紹介

「愛犬が雑草を食べるけど大丈夫?」「散歩中に夢中になって草を食べるのはなぜ?」と悩む飼い主さんは多いでしょう。

葉っぱを食べている最中に吐きそうになっているのを見ると心配になりますよね。

また、公園などで撒かれる除草剤の影響も気になります。

除草剤の中にはペットに害があるものがあるため注意が必要です。

当記事では犬が草を食べる対処法や注意点について解説します。

犬草の代わりになる方法も解説しているので、最後までご覧ください。

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犬が草を食べる理由

犬が草を食べる理由は主に4つ考えられます。

  1. 楽しかったり食べるのが好き
  2. お腹がすいている
  3. 栄養(食物繊維やビタミンなど)の補給
  4. ストレス解消

以前は「犬が草を食べるのは胸やけなど調子が悪くて吐きたい時」といわれていました。

しかし最近の研究では、犬が草を食べる理由と体調は関係ないことが明らかにされています。

植物を食べる前に頻繁に体調を崩すと報告されたのはわずか9%で、その後頻繁に嘔吐すると報告されたのはわずか22%でした。

引用:犬の植物食性評価

現在考えられている理由の中には対処が必要なものもあるため、愛犬と照らし合わせて必要な対策を練ってみましょう。

理由①:楽しかったり食べるのが好き

犬が草を食べる理由のひとつに、草を引きちぎるのが楽しかったり食べるのが好きだからということがあげられます。

青木家のラブラドール
ボク、食べるのもちぎるのも好きだよ!

草をちぎるのが好きな子は、ブチブチしているだけで食べていません。口から出しているので、観察すると分かりますよ。

ただ単に味が好きなどで食べる子もいます。

先に紹介した研究では全体の68%が草を食べるという報告が出ており、病気や食べた草の種類の関係性は認められませんでした。

このことから、「草を食べるのが好きな子が多いのではないか」と考えられます。

理由②:お腹がすいている

お腹がすいていても、犬は草を食べます。ほかにも栄養が不足しているため草を食べるともいわれています。

ただし美味しいと感じていておやつ感覚で食べている可能性もあり、好きで食べているとの説と曖昧なようです。

理由③:栄養(食物繊維やビタミンなど)の補給

犬は、栄養を補給するために草を食べる場合があります。フードの量の不足やおやつの与えすぎなどで栄養不足になっているケースです。

本来野性の犬は、獲物である小動物の内臓を食べることで食物繊維やビタミンなどの栄養を補っていました。

飼育下の犬では自身でその調達ができず、不足分を草で補っているのではないかと考えられています。

理由④:ストレス解消

犬が草を食べるのは、ストレスが原因の一つとされています。

ストレスで草を食べる場合、飼い主さんの声も聞こえないほど一心不乱に草を食べまくるでしょう。

ストレスの原因には下記のようなものがあげられます。

ストレスの原因

  • 飼い主さんとのコミュニケーション不足
  • 散歩不足
  • 飼育環境に満足できない
  • 飼育環境の変化(引っ越しなど)
  • 家族の変化(結婚、出産など)

散歩不足だと、「まだ帰りたくない」アピールで草を食べます。

コミュニケーション不足や環境の変化など思い当たるようであれば、ストレスを軽減させる工夫が必要です。

食べてはいけない草の種類

犬が食べる草には、食べていい草と悪い草があります。

植物の中には犬が食べると中毒を起こす種類があるため、知っておかなければいけません。

【犬に危険な植物】

植物の名前危険な部位症状
チューリップ花・葉・茎・球根嘔吐、下痢、呼吸困難 など
ユリ科全般花・葉・茎・球根嘔吐、食欲不振、痙攣、腎不全 など
スイセン花・葉・茎・球根嘔吐、下痢、低体温、心不全 など
アロエ外側の皮嘔吐、下痢、胃炎、腎炎 など
アジサイ花・葉・根ふらつき、興奮、過呼吸、嘔吐、痙攣、麻痺 など

チューリップやユリ、スイセンなど球根にも毒性がある植物は、花瓶の水にも注意が必要です。

毒性が溶けだしており、花瓶の水を飲むだけで症状がみられる場合があるため、ペットを飼っているのであれば植物の取り扱いには気を付けましょう。

特に、なんにでも興味を持つ子犬は誤食事故が多くみられます。

子犬を対象にした研究では、

生後5週齢ごろから草を食べ始め、離乳が終わると同時に頻度が高まる

と報告されています。

生後2ヶ月ごろから草を食べても問題ないとされていますが、誤食のリスクがあるのでできるだけ避けるようにしましょう。

散歩の際には屋外に咲いているアジサイやスイセンなど、誤って口にしないよう目を離さないようにしてくださいね。

犬が好きな草の種類

一方で犬が好きな草の種類はイネ科の植物です。

猫じゃらしの元である「エノコログサ」や「スズメノカタビラ」など、葉が細長くとがっている植物を食べます。

イネ科の植物はペットが食べても良い植物として、猫草にも使用されていますよ。

草の代わりになる対処法

愛犬が草を食べないようにするためには、愛犬が草から意識を離すように工夫しましょう。

対処法は下記のようなものがあげられます。

  1. 退屈させない
  2. おやつを適度に与える
  3. ペット用の草を用意する

草を食べる理由が栄養不足なら、フードの見直しを検討しましょう。一度動物病院で相談してみるのも一つの手です。

ほかにも、しつけで草を食べさせなくする方法があります。

「ダメ」が通るようにしたり、落ちているものに興味を持たせなくすると、拾い食いでの誤食も減るでしょう。

愛犬に合った方法を見つけることが重要です。

対処法①:退屈させない

草を食べる行為を思い出させないようにすると良いでしょう。

ボール遊びなどで退屈する暇を与えなければ、草を食べることもありません。

飼い主さんとのコミュニケーションが取れるうえに愛犬のストレス発散にもなります。

メリットが多い方法なのでおすすめですよ。

対処法②:おやつを適度に与える

空腹で草を食べてしまうのであれば、おやつを適度に与えるのも良いでしょう。

散歩前におやつを与えておくと、空腹感はある程度抑えられます。ダイエット中であれば、おやつの代わりに茹でた野菜でもいいですね。

散歩前ではなく散歩中におやつを与えれば、草から気を逸らす良い方法になります。

散歩中のおやつは愛犬が飼い主さんに集中する「リードトレーニング」の初歩段階にもなるため、普段から行ってみてくださいね。

対処法③:ペット用の草を用意する

食べても安心な草として、ペット用の草を用意しておきましょう。栽培済みですぐに食べられるものが、量販店などで販売されています。

ただし季節によっては販売されていないこともあるため、いつでも食べられるように種から育てる方法がおすすめです。

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すべてセットになっているので、手軽に栽培を始められますよ。

水を与えるだけでペット用の草が育つので、ぜひ試してみてください。

犬が草を食べる際の注意点

犬が草を食べる際の注意点は下記のとおりです。

草を食べる際の注意点

  • 肌がかぶれる危険性
  • 寄生虫のリスク
  • 除草剤の影響

犬が草を食べるために、草むらに入ることがあります。その際、肌がかぶれたり寄生虫に寄生されたりする危険があります。

かぶれる理由は花粉や草のアレルギーです。

症状として

  • 皮膚のかゆみ
  • くしゃみ
  • 呼吸困難

などがあげられます。

寄生虫は「ダニ」が主です。駆虫しているからと安心してはいけません。

多くの駆虫薬は吸血したダニを殺すものなので、血を吸われた時に病原体をもらってしまう可能性があります。

また、散歩中の草にはどのような種類の除草剤が撒かれているか分かりません。除草剤には種類があり、ペットに影響があるものがあれば、ないものもあります。

ほかにもヘビやクモ、ムカデなど、草むらで毒を持っている生き物に襲われる場合もあります。愛犬が草を食べる際には十分に注意しましょう。

まとめ

犬が草を食べるのには理由があります。

食べても安全な草はありますが危険なものもあるため、できれば食べさせないようにしましょう。

ほかにも散歩途中でおやつを与えて、意識をおやつに向けさせるようにするのも方法の一つです。

また、ペット用の草で代用してもいいですね。

愛犬と危険が少ない散歩を楽しんでくださいね。

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