雨の日の散歩は犬だけでなく飼い主さんも億劫になってしまいます。
中でも犬の足が汚れてしまうこと!
そうなると雨の日に散歩に行くのが嫌ですよね。
それなら犬にも靴を履かせてみてはどうですか?
犬に靴は必要ないでしょ?!と思われるかもしれませんが、犬用の靴は雨の日だけでなく夏の散歩にも役に立つんですよ。
他にもたくさんの利点が!
そこで今回は
なぜ犬に靴を履かせるといいのか
靴の選び方
をご紹介します。
愛犬が肉球にダメージを受けやすいタイプや肉球を保護したいと思われる方はぜひ最後までご覧ください。
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雨の日の散歩、犬に靴を履かせたらどうなる?
雨の日に散歩をさせる目的で靴を履かせるのなら犬用のレインブーツがいいでしょう。
防水使用ですので足が泥だらけになるのを防げます。
- 体力が有り余って散歩をしないと夜泣きがひどい
- 外でしか排便しない
などの理由から必ず散歩をしなければいけない犬も多いと思います。
飼い主さんの負担が少しでも軽くなれば雨の日でも散歩に行く気になりますね。
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雨の日以外にも靴を履かせるといいことがある!
犬の肉球は柔らかくて体重を支えていることからダメージを受けやすい部位です。
雨の日以外で靴を履かせる目的としては肉球を保護するという役割があります。
私たちヒトは靴で足を保護します。
例えば夏場のコンクリートなどでは熱せられて高温になり裸足では歩けませんよね。
同じように犬も夏場のコンクリートは熱いんです。
自然界で土や草の上などを歩く犬の肉球は、熱くて固いコンクリートを歩くようには出来ていません。
固いコンクリートは犬の足や肉球にも負担がかかります。
さらに普段外を歩くことが少ない犬だと肉球が柔らかすぎて傷つきやすくなっています。
足や肉球の負担を減らすためには靴が便利ですね。
災害時の備えにも
万が一事前災害が起こった時、災害時の移動を考えて靴が履けるといいでしょう。
災害では瓦礫や割れたガラスなど踏んで怪我をするようなものが散乱しています。
小型犬でも荷物などの影響で愛犬を歩かせなければならない事も起こります。
ずっと抱っこされるのが嫌な子もいるでしょう。
普段から靴を履くのに慣れさせておくと移動時に愛犬の怪我の心配をしなくていいですね。
雨の日や普通の散歩など目的に合わせた靴選び
犬用の靴は種類が豊富にあります。
雨の日用のレインブーツ、蒸れないメッシュタイプ、寒さ対策の保温タイプなどシーンや目的に合わせて選ぶ必要があります。
夏場の散歩には
炎天下のアスファルト。
コンクリートは50℃~60℃まで熱され日没後もしばらく熱さは残ります。
足裏をやけどする可能性があるので耐久性のある犬用の靴を履かせて散歩をしましょう。
犬は足裏に汗をかくので通気性のいいメッシュ素材を選ぶ必要があります。
暖かくなる頃にはメッシュ素材の靴を準備してあげるといいですね。
保温性の高いあたたかな靴も
冬場になるとコンクリートが凍っていることもあります。
また、霜が降りていたりすると寒そうだなあなんて思っちゃいますよね。
そんな時には起毛素材などで出来た保温性の高い靴がお勧めです。
足裏の寒さ対策、肉球の乾燥防止に役立ちます。
最後に
ある土砂災害で災害救助犬が活躍する中
「災害救助犬にも足を保護するブーツを履かせてほしい」
と様々なメディアで多くの声があがりました。
このことについて日本レスキュー協会の見解としては
「状況判断で履かせるか否かを決定している」
とのことでした。
- 犬は足の裏(パッド)で多くの情報を収集していること
- ぬかるんだ状態で靴を履くと爪による踏ん張りが効かなくなること
- 長時間の使用で体温を上昇させてしまうこと
以上を考慮して判断しているのだそうです。
一般家庭でここまで考える必要はありませんが愛犬に靴を履かせる場合には愛犬の状態を見ていてほしいと思ます。
中には慣れない子もいます。
あまりにもストレスになりそうなときには無理に靴を履かせようとしないでくださいね。
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