猫のシャンプーでショック死?洗わなくても病気にかからない理由とは?

2023年5月12日

私たち人間がほぼ毎日お風呂に入ってシャンプーをしているように、大切な家族である猫にもシャンプーをしてあげたいと考える方は多いでしょう。

しかし、猫にシャンプーをした後、体調が急変し死亡したという報告があります。

猫にシャンプーは必要ないのでしょうか?

この記事では猫のシャンプーについて解説します。

猫のシャンプーは定期的にすべきか迷っている人はぜひ最後までご覧ください。

スポンサーリンク

猫のシャンプーでの死亡事故

猫でもトリミングサロンに連れていく人が少数います。一方、猫のシャンプーで死亡したといった事故も耳にします。

猫がシャンプーで死亡する理由は、

シャンプー剤や水温に過剰反応を起こし心臓麻痺を起こしてしまったため

です。

また猫のシャンプーでは、シャンプー剤を舐めてしまい消化器官に影響を与えることがあります。

そのため、猫にシャンプーをする場合は十分な注意が必要です。

猫はシャンプーしなくても病気にかからない

猫はシャンプーしなくても病気にかかりません。理由はグルーミングをするからです。

グルーミングとは猫が自分の体を舐める行為です。グルーミングで体の汚れや毛玉を取り除き、健康を維持することができます。

加えて猫の毛には天然のオイルが含まれています。グルーミングには天然のオイルを均等に分布させ、毛並み改善の役割があります。

このように猫は自分で体を清潔に保てるため、シャンプーの必要性がないのが分かります。

猫が汚れた時は洗っていい?

猫が汚れた時は洗ってもOKです。ただし下記に注意が必要です。

  • 猫用のシャンプーを使う
  • 水温に気を付ける
  • ストレスは最小限に抑える

ひとつずつ確認していきましょう。

猫用のシャンプーを使う

猫に使うシャンプー剤は、猫専用のものを選ぶ必要があります。

人間用のシャンプー剤は猫の皮膚に合わない成分が含まれている場合があるためおすすめできません。

刺激の少ないマイルドなものを選び、シャンプーの時には猫の目や耳に水が入らないように注意しましょう。

水温に気を付ける

シャンプーの際の水温には十分な配慮が必要です。

猫にとっての適温

37度から39度程度

また、シャンプーの後はしっかり乾かしてあげましょう。水分が残っていると風邪をひいてしまう恐れがあるため、乾かし残しがないように注意が必要です。

猫のストレスを最小限に抑える

猫は水を嫌がる動物の一つであり、シャンプーは猫にとってストレスの大きい行為です。シャンプーの際には、猫のストレスを最小限に抑えるように心がけましょう。

猫が落ち着いた状態で行うことが大切です。シャンプーの前にブラッシングなどを行うと猫がリラックスできるためおすすめです。

愛猫のシャンプーがどうしても難しそうならシャンプー以外の方法で対処しましょう。

シャンプー以外の方法

  • ブラッシング
  • 濡れタオルで汚れを拭き取る など

愛猫に合わせた方法で汚れを落とし、ストレスを最小限にすることが重要です。

シャンプーが必要な猫種

一方でシャンプーが必要な猫種がいます。シャンプーが必要なのは次の種類です。

シャンプーが必要な猫種

  • 長毛種
  • スフィンクスなどの無毛種

長毛種は毛が長く絡みやすいため、毎日のブラッシングやこまめなシャンプーが必要な場合があります。それを怠り毛玉になってしまうとほぐすのが大変な上皮膚病の原因となるので注意が必要です。

長毛種と正反対の無毛種は、定期的なシャンプーが必要な猫として有名です。毛がない分皮膚を守るため皮脂の分泌が増えます。

放っておくと皮脂が原因で皮膚トラブルとなってしまうため、1週間に一度のシャンプーとシャンプー後の保湿が重要です。

まとめ

猫はグルーミングで自分で体を清潔に保つことができるため、基本的にシャンプーは必要ありません。ただし愛猫が汚れたらシャンプーは可能です。

一方で定期的なシャンプーが必要な猫種は

  • 長毛種
  • 無毛種

があげられます。

猫にシャンプーを行う場合は、

  • 猫専用のシャンプーを使用し
  • 猫のストレスを最小限に抑えながら
  • 水温に気を配り

ましょう。

シャンプーの事故に注意して行ってくださいね。

2024/3/9

猫はひとりぼっちの留守番が寂しい?さみしがり屋がかかりやすい病気とは?

「猫ってひとりぼっちは寂しくないの?」と考えたことはありませんか? 一匹だけで飼育していると、「猫仲間が欲しくないかな?」「ひとりで退屈かもしれない」と思いますよね。 さみしがり屋の猫だとかかりやすい病気があり、問題行動の原因になるため注意が必要です。 この記事では 一匹で飼育するメリットとデメリット 甘えん坊猫の特徴とかかりやすい病気 多頭飼育のメリットとデメリット について解説します。 あなたの愛猫にさみしがり屋さんの傾向はありませんか? 気になる人は最後までご覧ください。 スポンサーリンク 目次 猫 ...

ReadMore

2024/2/25

ペットの売れ残りは引き取り出来る?殺処分やその後の行方について

ペットショップに行くと「一緒に暮らしたらどんなに楽しいだろう」「先住犬(猫)と仲良くできるかな?」など夢が膨らみますよね。 良いご縁に恵まれてお迎えが決まったペットは幸せな毎日が訪れるでしょう。しかし、誰の目にもとまらないペットはどうなるのでしょうか。 「売れ残ったペットは殺処分される」という噂もあり、その後の行方が気になります。 この記事ではペットショップの売れ残りのその後について解説します。 殺処分や売れ残ったペットの引き取り方法なども紹介していますので、最後までご覧ください。 スポンサーリンク 目次 ...

ReadMore

2024/2/24

犬が留守番でうんちまみれになる!対策と分離不安症の関係とは?

愛犬に会いたくて急いで帰ったら、ケージがうんちまみれでがっかり…なんて経験ありませんか? 特に子犬期に多く、ケージだけでなく愛犬の足や身体まで汚れていることもしょっちゅうですよね。 帰宅するたびにシャンプーしたりして、いつまで続くのかと不安になってしまうでしょう。 この「うんちまみれ」には原因があります。時には見過ごせないケースもあり、注意が必要です。 この記事を読めば、うんちまみれになる原因と対策が分かります。 最後まで読んで参考にしてくださいね。 スポンサーリンク 目次 留守中にうんちまみれにしてしま ...

ReadMore

2023/12/26

犬草の代わりってあるの?散歩中に草を食べる対処法や注意点も紹介

「愛犬が雑草を食べるけど大丈夫?」「散歩中に夢中になって草を食べるのはなぜ?」と悩む飼い主さんは多いでしょう。 葉っぱを食べている最中に吐きそうになっているのを見ると心配になりますよね。 また、公園などで撒かれる除草剤の影響も気になります。 除草剤の中にはペットに害があるものがあるため注意が必要です。 当記事では犬が草を食べる対処法や注意点について解説します。 犬草の代わりになる方法も解説しているので、最後までご覧ください。 スポンサーリンク 目次 犬が草を食べる理由理由①:楽しかったり食べるのが好き理由 ...

ReadMore

2023/12/24

大型犬の多頭飼いの費用は?ケージや散歩についても解説

「大型犬を多頭飼いしたいけど費用はどれくらいかかるの?」「大型犬を多頭飼いしたらどうやって散歩させるの?」と悩んでいませんか? 大型犬を多頭飼いしたいのに費用がかわからず散歩も大変そうで、二の足を踏んでいる人は少なくないでしょう。 一方で、大型犬の多頭飼育は幸せいっぱいです。モフモフに囲まれていると嫌なことも忘れてしまいますよ。 当記事では大型犬の多頭飼いの費用や散歩などについて解説します。 ラブラドールとゴールデンを多頭飼育している我が家の現実的な費用や、2頭同時の散歩事情についてもお話ししています。 ...

ReadMore

-

© 2024 Pet ear(ペットイヤー) Powered by AFFINGER5