ふわふわな被毛が特徴のうさぎですが、フケがみられた場合にはシャンプーをしてもよいのでしょうか?
この記事ではうさぎのシャンプーについてご紹介します。
うさぎが汚れてしまったりしてシャンプーに迷っている人は、ぜひ最後までご覧ください。
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うさぎにシャンプーは必要?
基本的にはうさぎにシャンプーは必要ありません。うさぎは舌で体を舐めて自分できれいにします。
またうさぎの皮膚はデリケートなため、過度なシャンプーは
皮膚の乾燥や炎症を引き起こす可能性
があります。
ただし汚れやフケがひどい場合にはシャンプーが可能です。
うさぎにシャンプーを行う場合、以下の注意が必要です。
うさぎのシャンプーの注意点
- 汚れている部分だけをぬるま湯でサッと手早く洗う
- シャンプーはうさぎ専用のものを使用する(緊急の場合には犬用のものを薄めても代用可能)
- シャンプー後はしっかり乾かす
うさぎは水に濡れるのを嫌うため、濡らす範囲はできるだけ狭く、シャンプー時間はできるだけ短時間に行いましょう。
シャンプー後はうさぎが風邪をひかないようにしっかり乾かしてください。うさぎが嫌がらなければドライヤーで乾かすと早く乾くでしょう。
シャンプーで体調を崩すケースもあるため、十分に配慮して行いましょう。
うさぎにシャンプーはストレスになる
うさぎは
水を嫌い、水浴びをすることが苦手
です。
匂いにも敏感で、シャンプーのにおいでもストレスがかかる場合があります。
うさぎは繊細なためストレスから体調を崩すケースが多くあります。
そのためうさぎにはできるだけシャンプーしなくていいような環境を準備しましょう。
うさぎはシャンプーしなくてもにおわない
うさぎはシャンプーしなくても臭くありません。うさぎの皮膚は汗腺や油分が少ないため、ニオイの原因となる細菌が繁殖しにくい特徴があります。
またうさぎの唾液には秘密があります。
うさぎの唾液の秘密
唾液に含まれる特殊なタンパク質には、身体の表面に付着した汚れや油分を分解する働きがある
また毛づくろいの際に生じたフケや汚れを舌で取り除くこともでき、常にきれいな状態を保つことができるのです。
うさぎのお手入れ方法
うさぎにシャンプーは必要ありませんが下記のお手入れはしてあげましょう。
- ブラッシング
- 爪切り
それぞれの方法を解説していきます。
ブラッシング
定期的なブラッシングをしてあげましょう。
ブラッシングには
- 毛玉や絡まりを防ぐ
- 皮膚のマッサージ効果
- コミュニケーションツール
が期待できます。
うさぎは毎日自分で被毛をなめているため、毛づくろいを手伝うような形でブラッシングをすると良いでしょう。
特に長毛種になると毛が絡まりやすく、毛玉になりやすいです。
耳や足の付け根など、毛玉になりやすい場所をブラッシングで手伝ってあげましょう。
爪切り
うさぎの爪が伸びすぎるとひっかけて折ったり思わぬトラブルになるため、定期的に切ってあげましょう。
頻度は個体差があるものの
1ヶ月に1度
程度で行います。
うさぎの爪切りの注意点は3つあります。
うさぎの爪切りの注意点
- 爪を通っている血管を切らないようにする
- 力づくで抑え込まない
- 嫌がるようならやめる
爪の中にある血管を切ってしまうと出血し感染症を起こす可能性があるため、切らないよう気を付けなければいけません。
また嫌がって動くからといって抑え込まないようにしてください。うさぎは骨折しやすく、思わぬケガにもつながってしまいます。
嫌がるようならストレスの負荷を考えて、その日の爪切りは中止しましょう。
「一本切れたから良し」と割り切ることが重要です。
もし爪切りができないようなら専門家に任せましょう。ペットショップやエキゾチックアニマルを診てくれる動物病院なら爪切りをしてくれる所も多いです。
まとめ
うさぎにシャンプーは必要ありません。うさぎは自分で身体を清潔に保つことができ、シャンプーはストレスになります。
一方でブラッシングは定期的に行いましょう。マッサージやコミュニケーションの効果があります。
特に長毛種は毛玉になりやすいため、ブラッシングは必要です。
爪切りは1ヶ月に1回程度行い、自宅で難しいようなら専門家に任せても良いでしょう。
必要なお手入れでうさぎさんを健康的にしてあげてくださいね。