猫が本能として行う爪とぎ。
でも決まった爪とぎで爪を研がせようとしつけるのは難しいものです。
そこで今回は成功者の意見を聞いてみました。
目からうろこなコツもありますので最後までご覧ください。
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猫の爪とぎのしつけ成功者の方法とは?
まずはしつけ成功者の方法を確認してみましょう。
しつけの方法ですが、
まずは爪とぎに猫を乗せて、
手で前足を持って肉球を爪とぎ面に優しくこすりつけてあげてください。
それだけで爪とぎを始める子もいるので、
爪とぎをしたら声をかけて褒めてあげましょう。
肉球をこすりつけても爪とぎを始めない子は、
飼い主さんが向かい合わせで猫ちゃんの足のすぐ前で、
爪を立てる感じで爪とぎ面をカリカリこすってお手本を見せると、
『負けないよー!』といわんばかりにバリバリ爪とぎを始めると思います。Yahoo知恵袋より引用
「ここで爪とぎをするんだよ~」と飼い主さんが教える方法ですね。
うちは柱で爪とぎされてましたが、嫌がるにおいのスプレーだけで成功しました。
期間は1ヶ月かからなかったくらいだったと思います。
今では全くしません。爪とぎをしているのを見つけたらその場で柱にスプレーをして、顔を近づけてにおいを嗅がせて(2,3秒でしつこくはしません)「ダメ!」と叱ります。
これを繰返しただけです。Yahoo知恵袋より引用
こちらの猫ちゃんは『ダンボール製を最初は用意していたのですが、全く気に入らないようでよくカーペットでも爪とぎをしていた』とのこと。
このしつけ方法としては『タイルカーペットを数枚購入し何ヶ所かにマタタビをふりかけて置いておく』んだそうです。
我が家のネコはいろいろ試した結果
ダンボール製の爪とぎが一番しっくりいくようだったので
それをたくさん用意して通り道に置きました。
例えば私の部屋(6畳)だと
ドア付近、窓辺、よく寝ているお気に入りのタンスの上、
ソファと猫トイレの横、机とベッドの下、7個です。あとはよく爪をとごうとする壁や柱に
100均で売られていたボードを立てかけて防御して
(アパートなので打ち付けたり貼り付けたりは出来ないためです)
爪をとごうにもツルツルすべるようにしたり、
荷物を置いて爪をとぐポーズがしにくいようにしてYahoo知恵袋より引用
こちらのお宅ではほかに爪とぎする場所を決めさせないよう、たくさんの爪とぎを置くしつけ方法です。
爪を研ぎそうな柱には爪とぎする意欲を削ぐようにツルツルすべるようにしたのもひとつのコツですね。
選ぶ爪とぎや置く場所でもしつけが成功するかどうかが決まる!
猫が爪とぎをする大きな意味は
・爪を尖らせる
・マーキング
・心を落ち着かせるため
というものがあります。
最近では『体の筋肉や筋を伸ばすストレッチの役割』とも考えられているようです。
それを理解してしつけを成功させる爪とぎを選ぶ秘訣をご紹介します。
爪とぎの大きさ
猫の爪とぎのしつけを成功させるには爪とぎの大きさが大事になります。
爪とぎと同時にストレッチを行うのであれば、体のサイズに対して爪とぎが小さいと十分に筋肉を伸ばすことができませんよね。
猫が「爪とぎが小さいから嫌」だと感じれば違う場所で爪とぎを行うでしょう。
猫が伸びをしても爪とぎできる長さが理想ですね。
また、猫によっては立って伸びをするのが好きな子もいます。
柱で爪とぎをする猫さんには立てられる爪とぎの方が成功の確率が上がるかもしれません。
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爪とぎの数
爪とぎにはマーキングの意味合いも含まれることから、爪とぎは1か所だけとは限りません。
そのため爪とぎは多く準備しておくに越したことはないでしょう。
爪とぎの数を増やすことには他にもメリットがあります。
最近の爪とぎは段ボール素材や麻素材、形もスタンドタイプ、ベッドタイプと様々。
どの素材でどの形が好きなのか迷ってしまうと思います。
そこで種類をいくつか置いておくことによって愛猫の好きな素材や形が分かるというわけです。
成功者談にも爪とぎを多く準備していました。
爪とぎの数を増やすこともしつけ成功のコツのひとつですね。
爪とぎを置く場所
実は猫の爪とぎは目立つ場所で行います。
これは自分の縄張りを主張するという本能から。
部屋の中でも家族が注目する場所に爪とぎを置いてみましょう。
例えばテレビの横。
家族がソファに座りテレビを見ている最中でも猫の爪とぎに注目することができます。
決まった場所で爪とぎが出来た猫さんをほめるとしつけの成功率がアップするでしょう。
また、爪とぎの上で遊んであげるのも効果的です。
猫の本能として落ち着かせるためにも爪とぎを行います。
遊んでいる最中急にバリバリと爪とぎをするのはしょっちゅうです。
それを利用して爪とぎの上で遊ばせて爪とぎで爪を研ぐよう誘導します。
上手く爪とぎが出来たらほめてあげてくださいね。
爪とぎをさせたくない場所の対策は?
市販の爪とぎよりも壁やカーペットの方がいいと気付かせないようにするのもしつけの成功につながります。
嫌なにおいのスプレーでもいいのですが壁紙がシミになるのが心配な人は壁の保護シートというものがあります。
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ちなみに紙製のガムテープでも代用可能ですがはがしたときにガムテープが残ります。
見た目も悪くなりますので賃貸であれば保護シートを使った方がいいでしょう。
他には市販の爪とぎを購入した際またたび粉が同封されていることがあります。
またたび粉を振りかけてあげることも、気に入って爪とぎをするようになるきっかけにもなります。
ただしまたたびは一時的に猫を麻痺状態にします。
麻痺が強いと呼吸が出来なくなる場合もあり、使用量には注意が必要です。
最初は耳かき1杯程度の少なすぎると思われる量を振りかけてください。
中にはまたたびが効かない子もいますがほんの少しでも酔ったようにへべれけになる子もいます。
使用量には十分注意してしつけに使ってくださいね。
まとめ
今回は猫の爪とぎのしつけの成功方法についてご紹介しました。
しつけのポイント
・猫に合わせた大きさの爪とぎを準備する
・爪とぎの数は多めに準備する
・爪とぎを置く場所は家族が注目しやすい場所
爪を研いでほしくない場所には保護シートや遊んであげるなどして対策をしましょう。
猫にしつけは難しいといわれますが、決してできないわけではありません。
愛猫に合った方法を見つけてくださいね。