育てていた水草が調子を落として茶色くなった経験ありませんか?
そんな水草を復活させる方法の一つとしてバケツで育てるというものがあります。
そこで今回はバケツに入れて水草を育てる方法をご紹介します。
トリミングで余った水草もバケツで育てることができますよ。
バケツで育てるのに向き不向きな水草の種類や注意点も説明しています。
最後までご覧ください。
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バケツで水草を育てる方法
必要なモノ
- バケツ(厚みのある青いバケツがお勧め)
- 水草
育成方法は簡単でバケツに水道水を張って水草を入れるだけ。
バケツの置き場所は屋外か窓際だと光量不足に悩まされることはありません。
屋外なら午前中だけ日光が当たる場所か明るい日陰になるところがいいでしょう。
水替えの頻度は一週間に1回の全換水でOK。
この時もカルキ抜きの必要はありません。
バケツで育てられる水草の種類
バケツで育てると言っても次のレイアウトの間までなど短期間でしょう。
そんな短期間でエアーポンプを入れたりCo2を添加したりなどはしないはずです。
そのためバケツで育てられる水草はある程度丈夫なものに限ります。
アナカリス・マツモ・カボンバ
金魚やメダカ水槽などに使用されるアナカリスは広い水質・広い水温に耐えることができます。
光量が多いと成長が早いのも特徴です。
アナカリスほどではありませんがマツモやカボンバも丈夫だと言われています。
バケツで育てるのは可能です。
陰性植物
陰性植物とは育てるのに強い光がいらない水草のこと。
Co2の添加が必要ない種類も多いです。
アヌビアスナナやウイローモスなどは丈夫な陰性植物として初心者向けだと言われています。
バケツの中に入れっぱなしでも枯れにくい植物です。
浮き草
アマゾンフロッグピットやホテイアオイ、サルビニアなどの浮き草はビオトープによく使われます。
丈夫で日光が大好きな高温に強い植物です。
バケツに入れて屋外で育てる方法には最適な水草だと言えるでしょう。
バケツで水草を育てる際の注意点は?
バケツで水草を育てるのは簡単ですが、ちょっとだけ気を付けておかなければいけない点があります。
ボウフラ
バケツに水草だけ入れていると困るのが蚊の幼虫「ボウフラ」です。
メダカなどの生体が入っていると食べてくれるので大量発生はしませんが、水草のみだと増えていくばかり。
そのため一週間に1回のに全換水が必要になってきます。
カルキ抜きの配慮は必要ないので週1回の全換水もそんなに苦にはならないでしょう。
水替えを忘れて蚊が大量発生しないように気を付けてくださいね。
水温
屋外や日当たりのいい窓際にバケツを置いておくと水温が上がり過ぎることがあります。
逆に寒い時期だと下がりすぎることも。
水草の適温は22℃~28℃。
先ほどご紹介した水草たちは割と高温に強い植物なので30℃までは耐えることができます。
ただし真夏になると30℃以上になることも。
出来るだけ水温を上げないように、真夏に使用するバケツの色は黒を避けましょう。
寒い時期だと水温を上げるために黒のバケツは効果的です。
バケツは厚みがある方が気温の影響を受けにくくなります。
さわってできるだけ厚みのあるバケツを選ぶことをお勧めします。
水温が上がってしまったときの対処法として全換水をすると水温を下げることができます。
この方法だと一時的には水温は下がりますがまた高温になるでしょう。
すだれを使って日差しを防ぐ、バケツの置き場所を見直すなどの対策が必要です。
寒い時期には水温を下げないように注意しなければいけません。
日中は日が当たる場所に置き、夕方ごろには室内など温度が下がらないところに移動させるようにしましょう。
コケ
日陰でもコケは発生してしまいます。
特に陰性植物は成長が遅いため葉にコケがつきやすい植物です。
葉にコケがつくと枯れる原因になります。
そのために週1回の全換水は必要です。
それでもコケが発生するようなら日光が当たる時間を減らすような対策が必要です。
置き場所を変えたりすだれを設置するといいですね。
まとめ
今回はバケツで水草を育てる方法をご紹介しました。
バケツに水草を入れるだけなので簡単ですね。
使える水草
- アナカリス・マツモ・カボンバ
- 陰性植物
- 浮き草
注意ポイント
- バケツの置き場所は午前中だけ日が当たる場所か明るい日陰がベスト
- 水温が上がりすぎたり下がりすぎたりしないように注意
- ボウフラ・コケ対策で一週間に1回の全換水が必要
枯れかけている水草やトリミングで残った水草などバケツで育ててみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。