犬がご飯を食べないで唸るところを見た事ありませんか?
嬉しいのかな?と思う反面怒っているようにも見えますよね。
ご飯をもらって嬉しいのでしょうか?怒っているのでしょうか?
そこで今回は犬がご飯を食べないで唸る理由と必要な対処法をご紹介します。
愛犬がご飯の時になぜ唸るのかわかるかもしれませんよ。
スポンサーリンク
犬がご飯を食べないで唸る理由とは?
犬がご飯を食べないで唸る理由は2つあります。
それぞれご紹介していきましょう。
嬉しくて興奮している
ご飯が大好きな子は嬉しくて唸ってしまうことがあります。
この場合は食べながら唸るケースがほとんどです。
唸り方も鼻にしわが寄ることもなく、声が出ているだけで人に対して威嚇することも嚙みつくこともありません。
ご飯を取られまいと守っている
このケースでは犬は威嚇をしていて、エスカレートしていくと噛む行動がみられることもあります。
ご飯を取られないように守っているわけですから攻撃的になっているんです。
ご飯やおもちゃなど取られたくないものが絡むと豹変する子も多いようです。
このケースでは食器があるだけで攻撃的になります。
犬の食事中に近づくだけでも唸るほど。
食事後の食器の回収にも唸ったり、吠えたり、さらには噛むようになる危険性があります。
犬がご飯を食べないで唸る対処法は?
まずはどちらが原因で唸っているのかを確認しましょう。
唸っているときに鼻にしわがなければ喜んでいることの方が多いです。
嬉しくてつい声が出て唸っているのであれば問題ないと思います。
ただこのケースでは早食いになる子がほとんどです。
消化に悪く、吐き戻したりもするので心配な人は早食い対策をしておきましょう。
ご飯を取られないように守って唸る場合には対策が必要となります。
このケースでは鼻にしわを寄せ、ご飯中に食器に手を近づけると余計唸り始めることも。
今は唸るだけかもしれませんが後々噛みつく可能性があります。
そうなる前に早めの対処が必要です。
ここからは対処法を4つご紹介します。
食器を手に持ってご飯を与える
・いつも使っている食器にいつものご飯を少量入れる
・飼い主さんが手に持った状態で食べさせる
・なくなったら手を引いて食器を遠ざけ、おかわりを入れてまた犬に近づける
・必要な量を食べるまで繰り返す
手を引いた時に噛む危険がありそうな場合はリードをつなぎ、安全な距離を取りながら行ってください。
最初はおかわりなしで一食分を食器に入れ、手に持ったまま食べさせるでもいいでしょう。
慣れたころに食器をひいておかわりを入れる行動に移します。
食器をひいてもおいしいものがもらえると理解させるのが目的です。
おかわりをする
・いつも使っている食器にいつものご飯を少量入れる
・食器を下に置く
・なくなったら食器をひいておかわりを入れる
・必要な量を食べるまで繰り返す
食器をひくとき噛みつかれる可能性があります。
危険だと感じたら食器をひかずにお玉など柄の長いものでおかわりのご飯を入れてあげてもいいです。
飼い主さんの手は美味しいものを運んでくれると認識させるのが目的です。
食べている最中にデザートを入れる
・いつも通りにご飯をあげる
・食べている最中に手を近づけておいしいおやつを食器に入れる
近づく手はご飯を取り上げるのではなく美味しいものをくれるのだと印象付けるのが目的です。
近くを通る時におやつを与える
・いつも通りにご飯をあげる
・食べている最中にわざと近くを通る
・その際おいしいおやつを投げ入れる
素通りする際に何げなくおやつを投げ入れます。
サークル内でご飯を食べるのであればサークル内に、それ以外であれば犬の近くに投げましょう。
人が近くにいることに良い印象を与えるのが目的です。
犬がご飯を食べないで唸るようになるのはなぜ?
ご飯を守る行動をとる犬はトレーニングの一環として過去に食事中の食器を取り上げられたことがあったのかもしれません。
それをきっかけにご飯を守ろうと唸るようになった可能性があります。
また初めからご飯を食べないで唸る子もいます。
これは産まれたばかりの頃に兄弟と同じお皿で仲良く食事をした経験が少ない子に多く現れる傾向だそうです。
どちらにしても飼い主さんはご飯を奪うのではなく与えてくれるのだと理解してもらうのが先決です。
ご飯の最中に食器を意味なくひいたりしないようにしましょうね。
まとめ
今回は犬がご飯を食べないで唸る理由と対処法をご紹介しました。
犬が唸るのは
・ご飯が嬉しいから
・ご飯を取られないように守っているから
の二つの理由があります。
ご飯が嬉しくて唸っているのであれば問題はありません。
ご飯を取られないように唸っているのであれば
・食器を手に持ってご飯をあげる
・少量づつご飯を入れておかわりをさせる
・ご飯の最中に美味しいおやつを入れる
・ご飯の最中、通りすがりにおやつを投げ入れる
の対処法があります。
愛犬にあった方法を試してみてください。
愛犬とは普段からマッサージをしたり撫でたりしてコミュニケーションを取りましょう。
人の手は安心できるものだと理解してもらえると嬉しいですね。