先日、ずっと前々から行きたいと思っていた犬猫譲渡センターへ行ってきました。
譲渡センターの見学方法や内見のご紹介をしていきたいと思います。
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譲渡センターの名称と見学予約
名称は佐賀県犬猫譲渡センター「いっしょけんね」。
場所は佐賀県武雄市武雄町富岡12724-4です。
開設されたのは平成27年3月24日です。
犬や猫の譲渡だけでなく、ふれあいを通じて、県民の皆様に適正飼養の普及を進めることも目的としています。
これから犬や猫を飼おうと考えている方だけでなく、どなたでも気軽にお立ち寄りください。佐賀県HPより引用
ちなみにこの「いっしょけんね」という名称は佐賀の方言「一緒だよ」という意味にちなんで一般応募で決められました。
犬猫譲渡センターが広く県民の皆様に親しまれる施設となるよう、県民の皆様から愛称を募集しました。
多くの応募をいただいた中から、佐賀市の日向妙子様からご応募いただいた「いっしょけんね」に決定しました。
「いっしょけんね」という佐賀弁の響きに含まれる優しさや温もり、そして、動物達にずーっと「いっしょけんね」と伝えたい。そんな思いや願いが込められています。
佐賀県HPより引用
開設された当初は予約なしでいつでも訪問できたのですが、現在は密接を防ぐため電話予約が必要となっています。
こちらのいっしょけんねは平日10:00~12:00、13:00~16:00が見学時間です。
しかし仕事で土日しか休みがない方のために第2土曜および第4日曜の10:00~13:00も開館日としています。
私は日曜しか休みがない夫に運転をお願いしていたので、第4日曜の12:00に予約を入れました。
見学時間は1時間と決められています。
私たち家族はその日最後の一組ということですね。
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いっしょけんね到着
10分前に駐車場へ到着。
私たちの前の見学家族が終わるまで駐車場で待機していました。
順番が来たのでセンターの中へ。
犬と猫どちらを見学したいか聞かれたので「両方です」と答え、夫が犬を見たがっていたので先に犬舎へ案内してもらいました。
犬舎
中にはケージがあり6匹の犬が私たちを出迎えてくれます。
それぞれの名前札に名前、年齢、性別、大まかな性格が書かれていて分かりやすいなという印象でした。
犬舎の裏にはドッグランがあり、天気がいい日には自由に遊ばせているそうです。
いっしょけんねにいる犬はみんな年齢が7歳以上で子犬がいませんでした。
職員さんに理由を聞くと「なかなか子犬で保護されない」とのこと。
「成犬になって理由あって捨てられたんでしょうね」と職員の方がおっしゃっていました。
責任のない飼い主の犠牲になった子たちですね。
猫部屋
この一部屋が猫部屋として使われています。
中には猫用ケージがあり、見学時には猫部屋に6匹の子猫が自由に遊んでいました。
月齢的には大体3~4か月くらいで遊び盛りの子猫たちです。
職員さんが猫じゃらしを貸してくれて遊んであげることができます。
猫じゃらしに食いつく子、真ん中のキャットタワーに隠れて様子をうかがっている子など性格は様々です。
猫部屋の外にもいくつか猫用ケージがあり、1歳前後くらいの猫がそれぞれに入っていました。
職員さん曰く、現在猫カビ治療中で完治するまではケージの外に出せない子たちなのだそうです。
「人にもうつるので触らないでください」と念を押されました。
猫カビとは、皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)という病気です。
顔や耳部分、手足に円形の脱毛が見られて、その周りにフケが増えたり、ブツブツやかさぶたが出来たりします。
【獣医師監修】猫カビ(皮膚糸状菌症)は人にうつる!症状や治療法は?より引用
最後に譲渡する時の確認事項、条件などを伺いました。
そんなに難しいことはなく
- 宿泊など家を長期間留守にする場合、犬や猫を誰かに預けることはできるか(ペットホテルでも可)
- 猫は室内飼い出来るか(室内飼いを推奨しているとのこと)
- 病気になった際には病院に連れていくことはできるか
- 昼間もペットの面倒を見ることはできるか(日中仕事に出かけるくらいはOK)
といった、ペットを飼うにあたって最低限なことばかりでした。
とにかく大事に飼ってほしいといういっしょけんねの気持ちが伝わる内容でした。
最後に
昔は市で保護されると殺処分されると言われていましたが今はそんな時代ではありません。
こうやって保護して譲渡先を見つけてくれます。
一生面倒見るのが飼い主の使命ですが、どうしても飼えなくなった時、捨てるのではなく保護先を探す選択をしてもらいたいと思います。
犬や猫を飼い始めて気になることや疑問に思うことがあればこちらを参考にしてくださいね。