新しい水草を購入してレイアウトを考えるのってワクワクしますよね。
でもその前に処理を行っておかないと大変なことになるかもしれません!
処理って何でしょうか?エビは大丈夫?
そこで今回は水草を購入後の前処理についてご紹介したいと思います。
デリケートなエビにダメージが少ない方法を知りたい方はぜひご覧ください!
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水草を入れるその前に!
まず、購入した水草は国産ですか?海外産ですか?
国産だったり自家繁殖であれば水槽にドボンでOKです!
海外産であれば前処理として水草のトリートメントが必要になってきます。
なぜ海外産だとトリートメントの必要があるのでしょうか。
それは輸入する際に海外から害虫を国内に持ち込まないようにするため殺虫剤が使用されているからです。
これを『残留農薬』と言います。
この残留農薬が残ったまま水槽に入れた場合、その水槽にエビがいたら全滅する可能性が高いです。
エビは薬品や水質、温度変化などの影響を受けやすいデリケートな生き物。
水合わせに手を抜いても☆になってしまうほどです。
販売時に国産なのか無農薬なのか分からないなら前処理としてトリートメントを行った方がいいですね。
前処理の方法【トリートメント】
方法としては2つあります。
①水に漬け込む
②『水草その前に』を使う
それぞれご紹介していきます。
水に漬け込む
やり方は簡単でバケツなどに水を張って購入した水草を入れておくだけです。
1時間おきに3~5回水を交換する方法と1週間漬け込んだままにしておく方法があります。
メリットは水道水でトリートメントを行うということから水草にもエビにも負担がかからないということ。
薬品を使用しないので安心ですね。
デメリットは手間がかかること。
1時間おきに水を交換する方法だと時間を計っておかなければいけません。
1週間つけっぱなしの時はバケツを屋外に置いておく場合、水温やヤゴの侵入にも注意が必要になります。
また、1時間おきの方法だと完全に残留農薬を除去できないという声もあります。
心配な人は、時間はかかりますが1週間の漬け置き期間を設けると安心ですね。
『水草その前に』を使う
そんなに待てないという人には『水草その前に』という残留農薬やスネール・プラナリアを除去するアイテムがあります。
使い方は簡単で
・『水草その前に』1袋を2ℓの水道水で溶かし、水草を10分間漬け込む
・10分後薬剤を水で洗い流して完了
これだけです。
手間もひまもかからない便利なアイテムですね。
デメリットは薬剤であることから水草やエビにある程度の負担がかかるということです。
エビに関しては全滅したという話もちらほら…。
因果関係は明らかではありませんがエビ水槽用の水草に使用する際には注意が必要です。
また、枯れかけた水草や葉が柔らかい水草に使用したら茶色になったというケースもあるようです。
あくまで薬剤だということを忘れないように使用してください。
まとめ
今回は水草を入れる前のエビにダメージの少ないトリートメント方法をご紹介しました。
水に漬け込む方法と『水草その前に』を使用する方法の2通りありましたね。
水に漬け込む方法
・メリット エビや水草に負担がない
・デメリット 手間がかかる
『水草その前に』を使う
・メリット 手間がかからない
・デメリット エビや水草に負担がかかる
一番なのは国産や無農薬と記載された水草を購入することです。
トリートメントの心配をしなくて済みます。
それでも気に入った輸入水草を見つけることもあると思います。
そんな時はこの記事を参考にトリートメントしてみてくださいね。