犬の腰を振る行動はやめさせた方がいい?その意味とは?

2021年1月29日

犬がぬいぐるみやクッションに覆いかぶさり腰を振る行動を見かけることがあります。

「大人になったなあ」と感心する反面、ちょっとやめてほしいなと思うことも。

しかしやめさせていいものなのかと迷いますよね。

今回は犬が腰を振る行動についてご紹介していきます。

先にネタばらししちゃいますがメスでも腰を振ることがあるんですよ。

こんな方におすすめ

  • 腰振り行動をやめさせた方がいいのか迷っている
  • メスなのに腰を振る理由が知りたい
  • 腰振り行動をやめさせる方法が知りたい

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犬が腰を振る理由は?

犬が腰を振る行動を「マウンティング」と言います

マウンティングを始める時期は生後6か月からだと言われていますが生後2~3か月で腰を振る子もいます。

多くの方は性的欲求の表れだと言いますがそれだけではないんです。

他にはどんな理由があるのでしょうか。

興奮した時

飼い主さんと遊んでいるとき、腕にしがみついたりして腰を振り始めるときがあります。

「遊んでもらってうれしい!」「今すごく楽しい!」と気持ちが高まって腰を振ってしまうようです。

青木家のラブラドール
飼い主さんと遊んでると楽しくなっちゃってつい腰を振っちゃうんだ!

支配欲・暇・エネルギー発散

ぬいぐるみなどに腰を振る場合などには「自分の物」だと支配するために腰を振ります。

他の理由として暇だから腰を振ることもあります。

暇だとエネルギー発散もかねてマウンティンをしてしまうようです。

上下関係の表れ

他の犬に対して腰を振る場合は上下関係を表すために腰を振ります。

この時にはオスメス、同性異性関係なくマウンティングします。

自分が相手より上だ!と表しているのですね。

交尾

相手が発情期のメス犬だと交尾を迫っている可能性もあります。

見過ごすとメス犬を妊娠させてしまうので注意が必要です。

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腰振りは止めさせていいの?

楽しく遊んでいるのにマウンティングを止めさせることで水を差してしまうのではないかと心配する方もいるかもしれません。

しかしヒトと共同生活をする上で犬に守ってもらわなければいけないマナーがあります。

マウンティングもその一つ。

他の犬にマウンティングしてしまったら人間社会ではとても失礼に当たります。

飼い主さんにする腰振りが興奮からではなく上下関係を誇示するものだとしたら、飼い主さんとの関係が崩れてしまいます。

マウンティングを覚えてしまったら物や人、犬に関係なく腰を振り始めるのでできるだけ早めに止めさせるようにしましょう。

止めさせる方法とは?

マウンティングを早めに止めさせた方がいいことは分かりましたね。

それでは止めさせる方法をご紹介します。

とにかく落ち着かせる

興奮して腰を振る場合にはとにかく落ち着かせましょう。

「待て」や「お座り」をさせると効果的です。

他の犬に上下関係を示すためのマウンティングの時にも「待て」や「お座り」は使えます。

普段から「待て」と「お座り」はしっかり躾けておく必要がありますね

無視する

飼い主さんにマウンティングをするときにはとにかく無視をすることも必要です。

「やめて」などの言葉を発してはいけません。

そのことで「構ってもらえる」と理解し、余計に腰を振るようになるからです。

マウンティングされたらその瞬間無遊ぶのを止めます。

腰を振ることで構ってもらえなくなるのを覚えてもらいましょう

対象物を取り上げる

ぬいぐるみやクッションに対してマウンティングをする時にはその対象物を取り上げるのも一つの手です。

腰を振ることが楽しかったりエネルギーの発散になると覚えてしまったら止めさせることが難しくなります

マウンティングを見かけたらできるだけ早めに対処しましょう。

最後に

本能的な行動と分かっていても、可愛い愛犬が腰を振る行動を見るのは何となく嫌ですよね。

他の犬にマウンティングしてしまっても飼い主さん同士気まずくなってしまいます。

人間社会のマナーとして腰を振る行動はしっかり止めさせるようにしましょう。

子犬の甘噛みや拾い食いなど犬に関する記事はこちら

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