子犬を飼い始めると「最初はフードをふやかして与えて下さい」と言われます。
今回はそんな悩みを持つ飼い主さんのためにいつまでフードをふやかすのか、ふやかす理由とカリカリへの移行の方法をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
こんな方におすすめ
- 子犬のフードをふやかす理由を知りたい
- いつまで子犬のフードをふやかせばいいのかわからない
- ふやかしからカリカリに変える方法を知りたい
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子犬のフードをふやかす理由
はっきり言えばフードは成犬になってふやかして食べさせても問題ありません。
それではなぜ子犬にはフードをふやかすのでしょうか?
子犬は消化器官が未発達なため
子犬は消化器官が未熟なため消化が悪いものを食べてしまうと下痢をしてしまいます。
チワワなど体が小さな犬種は特に下痢で低血糖になり命を落とすこともあります。
柔らかくして消化を助けるという意味でもふやかしてあげることが必要となります。
のどに詰まらせない
犬はフードを食べるときほとんど噛まずにまる飲みします。
特に子犬の気道は細いためのどに詰まりやすくなります。
ふやかしているフードであれば気道でつぶれ詰まらせる事故を減らせます。
食欲が刺激される
フードをふやかすと水分が蒸発する際一緒に香りも飛び食欲が刺激されます。
風味も増し栄養が一番必要な子犬の時期にしっかりと食べることができます。
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子犬のふやかしをやめる目安は生後5~6か月ごろ
いつまでもフードをふやかしていいとはいえひと手間かかりちょっと面倒です。
出来ればカリカリに移行したいところですよね。
実はしっかり食べる子犬には生後2~3か月でカリカリに移行してもいいとされます。
しかし個人的には消化器官が整う生後5~6か月まではふやかした方がいいと思います。
生後6か月頃には永久歯も生え始め性成熟を迎える子もいるほどです。
そこまで成長すれば消化不良で下痢をすることも減るので目安としては生後5~6か月まではふやかしですね。
ふやかしからカリカリに移行する方法
ふやかしているフードから急にカリカリの固いフードに変えてしまうと子犬の消化器官に負担がかかってしまいます。
1週間から10日ほどかけてふやかしからカリカリへゆっくりと変えていきましょう。
ふやかすお湯の量を少しずつ減らして徐々にカリカリへ移行していきます。
もし途中で固いフードを嫌がるようなら再びふやかして同じ作業を繰り返します。
カリカリへの移行期間中は子犬のウンチの様子をしっかりと観察しておいてください。
便が固ければ水分が足りず、便が柔らかければ消化不良を起こしていることが考えられます。
無理にカリカリへ移行しようとせず子犬に合った状態のフードを用意してあげてください。
注意点
ふやかし具合を変えたらフードの食いつきが悪くなる子犬もいます。
そのような場合には元のふやかしに戻してあげてください。
カリカリへ移行することよりも子犬にきちんと栄養を取らせることが優先です。
生後9か月くらいまでは成長期で十分な栄養が必要な時期です。
成長期の栄養が足りないと将来的に病気になるリスクがあります。
カリカリへ移行するのが遅くなっても子犬にはしっかりと食べさせてくださいね。
最後に
子犬フードをふやかすのはいつまでか迷う方は多く見られます。
目安は5~6か月までですがあくまで目安です。
子犬に合わせてカリカリへ移行するスケジュールを組んであげてくださいね。
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