多くの飼い主さんが悩む猫のマーキング。
一度マーキングを覚えてしまうと去勢後でも続けるケースもあり、その対策に頭を悩ませてしまいます。
実は簡単な方法として、ご自宅にあるアルミホイルで対応が可能なんです。
この記事では猫のマーキングのアルミホイルでの対策方法を解説します。
猫のマーキングに困っている人は最後までご覧ください。
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猫のマーキングでアルミホイルを使う方法
猫のマーキングでアルミホイルを使う方法は簡単です。
アルミホイルを使う方法
- 猫がマーキングする場所を特定する。
- アルミホイルを敷く
猫のマーキングが行われる場所の下にアルミホイルを敷きます。大きめのアルミホイルを使い、壁際の場合は壁に沿う形に折り曲げて敷くと効果的です。
アルミホイルは移動する可能性があるため、重しになる何かを置いておくと良いでしょう。
猫はなぜマーキングをするの?
猫がマーキングをする理由は下記のように考えられています。
- 縄張り意識の表現
- パートナーのアピール
- 不安やストレスの発散
ひとつずつ解説していきましょう。
縄張り意識の表現
一般的にマーキングは縄張りを表現するものだといわれます。自分の領域を示すため、いつもより濃い尿でしるしを付けます。
ニオイ付けのマーキングは尿の他にも
- 爪とぎ
- 身体をこすりつける
があります。
パートナーのアピール
オス猫がマーキングをする一番の理由が「メス猫へのアピール」です。
繁殖期に多くみられ、去勢していなければメス猫のフェロモンに充てられて本能的にマーキングを行います。
まれにメス猫でもマーキング行動を起こすケースもあり、メスだからといって油断は禁物です。
不安やストレスの発散
環境の変化やストレスでマーキングを行う場合があります。
自分のにおいをまき散らして安心感を得ていると考えられ、身近な猫のストレスとして下記のようなものがあげられます。
猫のストレス
- 引っ越しをした
- 結婚や出産などで家族の変化があった など
愛猫のマーキングをやめさせるには原因を改善することが重要です。
猫のマーキングでアルミホイルが適しているわけとは?
猫のマーキング対策にアルミホイルが適している理由として3つあげられます。
- 肉球への不快感と音
- 加工や設置が簡単
- 臭いが染み付きにくい
アルミホイルは安価で手に入りやすいので試してみましょう。
1. 肉球への不快感と音
アルミホイルは猫にとって不快感を与えます。
猫にとってのアルミホイルの不快感
- 冷たい感触
- アルミホイルの音
アルミホイルの上を歩くのは、猫にとってなかなかない経験です。初めての感覚で嫌がります。
またアルミホイルを歩いたときの音は高音域で、猫にとっては不快です。
このようにアルミホイルは、猫のマーキング行動を抑えるのに適していることが分かります。
2. 加工や設置が簡単
アルミホイルは加工が簡単で、敷くだけで効果を発揮するという優れものです。特に広範囲をカバーしたい場合には業務用のワイド版をおすすめします。
またアルミホイルは耐久性があるため、室内だけでなく屋外でも劣化しにくいのがメリットです。
庭先や花壇など、猫に入ってほしくない付近にアルミホイルを敷いておいても効果があるでしょう。
3. ニオイが染み付きにくい
アルミホイルは液体を弾きます。
ニオイが付きにくく、縄張りとして認識されないのもアルミホイルを設置するメリットのひとつです。
慣れてしまった時には?
最初は効果があったアルミホイルも、猫が慣れてしまうと効果が半減してしまいます。
そのような場合にはアルミホイルに軽くシワを付けてみてください。
感触の変化で警戒し、立ち寄らなくなるでしょう。
使用済みのアルミホイルはどうしたらいい?
使用済みのアルミホイルはおもちゃとして再利用しましょう。
アルミホイルの再利用方法
使用済みのアルミホイルを丸めて、猫の興味をひく
光が乱反射する見た目とコロコロ転がるボール型が、猫の好奇心をくすぐります。
ただし注意点が2つあります。
- 飲み込むような小さなアルミボールは作らない
- 飼い主さんが見ているときにだけ遊ばせる
小さすぎると飲み込む危険性があります。腸閉塞になる恐れもあるため、小さなものは与えないようにしましょう。
飼い主さんが見ている目の前で遊ばせると、食べてしまう事故も防げます。
誤食しないよう十分注意し、飼い主さんの目の届く範囲で遊ばせるようにしてください。
まとめ
猫のマーキング対策にはアルミホイルが効果的です。
アルミホイルは加工や設置が簡単で安価なのがメリットで液体に強く臭いが染み付きにくい特性もあり、マーキング対策には適しています。
アルミホイルを活用して、猫のマーキングの悩みを解決しましょう。