犬が自分のしっぽを追いかける行動、吠えながらは要注意!

2021年2月11日

犬が自分のしっぽを追いかけてぐるぐる回る行動を見たことがあるかと思います。

「しっぽをおもちゃだと思っているのかしら?」

とほのぼのしますが、見過ごせないケースがあることも!

特に吠えたり唸りながら自分のしっぽを追うのは注意が必要です

今回はしっぽを追いかける行動でその理由と放っておけない場合をご紹介します

愛犬の行動が注意すべきケースなのか否か分かると思います。

最後までご覧ください。

こんな方におすすめ

  • 犬がしっぽを追うのをそのままにしてていいのか分からない
  • しっぽ追いをやめさせる方法が知りたい

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犬がしっぽを追いかけるのはなぜ?

ペットショップなどでも時々、自分のしっぽを追いかけまわす犬を見かけると思います。

その行動のわけをいくつかご紹介します。

子犬だから

子犬の頃は動くものはなんにでも興味を持ちます

自分のしっぽですらフリフリ動くおもちゃに見えて遊ぼうとします。

ペットショップで自分のしっぽを追いかける行動を見かけることが多いのは子犬だからなのです。

子犬を飼っているお宅でしっぽを追いかける行動を見てもあまり気にすることはありません。

成犬になると興味が無くなり、徐々に追いかけなくなります。

暇を持て余している

おもちゃにも飽きてしまい、暇な時に何となくじぶんのしっぽに構っている場合もあります

最初は何となく自分のしっぽを追いかけたけど、その行動を見た飼い主さんが楽しそうに笑っているのを見て続けるケースもあります

放っておいても大きな問題にはなりませんが、しっぽを追うのはクセになってしまいます。

私たちで言う「爪を噛む」や「貧乏ゆすり」みたいなものです。

癖になったらやめさせるのに時間がかかるので、できるだけ早めに対処するようにしましょう

気を紛らわせたい

こちらは暇で気を紛らわせたいわけではありません。

ノミ・ダニ・皮膚炎などの痒みから気を逸らそうとするケースです

主な原因は痒みからきているものです。

原因を取り除けば自分のしっぽを追うことはしなくなります

ストレス

子犬でなければ自分のしっぽを追いかける多くの原因はストレスです

しっぽを追いかけながら吠えたり噛もうとする行動がプラスされることもあります

飼い主さんがストレスは与えていないと思っていても、気づかないところにストレスがある場合があります。

例えば留守番。

慣れている子はいいのですが普段から飼い主さんにべったりな子は、たまの留守番でさえもストレスになり得ます。

このケースは放っておくとしっぽを噛みちぎることもあります

早急に対処しなければなりません。

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自分のしっぽを追いながら吠える子は要注意!

しっぽを追いかけながら吠えるケースはストレスが伴う時だけです。

ストレスが伴ったしっぽ追いを「常同行動(じょうどうこうどう)」と言います。

この常同行動はしっぽを追いかけまわすだけでなく、同じ場所を舐め続けるなどの行動が見られます。

常同行動の特徴は長時間同じ行動をとること

しっぽを追う子も常にしっぽを追いかけ続けます。

長くぐるぐる回る

一日に何度も回る

このような場合には注意しなければいけません。

ストレスでしっぽを追いかけているのは自虐行為です。

しっぽが血だらけになっていたり、しっぽを噛みちぎる犬もいます

そうなると「断尾」という最悪の結末を迎えることになります。

早めの対処が必要です。

自分のしっぽを追うのをやめさせる方法

原因が分かるのであれば取り除くだけでしっぽを追うことをやめます

痒みを紛らわせるためのしっぽ追いなら適切な治療で痒みをなくすのが一番でしょう。

原因が分からない、ストレスが原因であればしっぽ以外に興味を持たせることも一つの手です

運動やコミュニケーションを増やしたり噛むおもちゃを与えると効果があります。

知育おもちゃで頭を使うのもいいですね。

また、動物病院でも対処できる薬があります。

他にもドッグトレーナーに相談してもいいでしょう。

一人で抱え込まず専門家に相談するのもいいと思います

まとめ

犬がしっぽを追う行動は最初可愛くてニコニコしてしまいます。

でもそれがストレスからの行動だとしたら、飼い主さんは何が問題かを見直す必要がありますね

しかししっぽを追いかけるすべての行動が危険なわけではありません。

今まで書いたことを踏まえて、逆を言えば

時々なら大丈夫

関心が無くなった時にやめられれば心配なし

ということになります。

これ以上になった時には対処法を考えてみてくださいね。

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